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虫歯予防法 その19 各時期の食生活とお口の健康 幼児期

2018年5月25日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

今回は幼児期についてお話ししましょう。

 

甘いものを与え過ぎないように!

人は本能的に甘いものを好みます。とりわけ子供は甘いものを好みがちです。

取りすぎにならないように量をコントロールしてあげて下さい。

幼児期に甘味の嗜好が強くなると、酸味や苦味などの受け入れが悪くなります。

また、甘いものの取りすぎは、カルシウムの吸収を妨げます。

 

歯磨きの習慣付けをしていきましょう

磨かれるのを嫌がる場合の工夫
・歯ブラシが痛い
毛の短いものや軟らかいものに変えてみる。
一時的に指やガーゼに戻す。
・歯肉をこすられて痛い
力を入れすぎないように毛先を意識するように磨く。
・人に磨かれるのが痛い
子供に歯ブラシを持たせて、その手をとって一緒に磨く。
・歯磨き粉の味、においが嫌
低年齢のうちは歯磨き粉は不要。あまりこだわらずに。
・長時間動けないのが嫌
ポイントを絞って短時間で磨く。
磨く場所を変えながらこまめに磨く。
・眠い時に磨かれるのが嫌
歯磨きは、寝る前よりも食後すぐの方が効果的。子供が眠くなる前にすませる。

虫歯予防法 その18 各時期の食生活とお口の健康 離乳期その2

2018年5月23日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

離乳期の続きをお話していきましょう。

 

奥歯がそろわないと食べにくいもの

・肉の塊
線維が強くて噛み切れない

簡単にくずれるように軟らかく煮込んだり、ひき肉を使ったりする

・生野菜
線維が強くて噛み切れない
噛んでもばらばらになるだけで、まとまらない

適当な大きさに切って、ポテトサラダに混ぜたり少量のマヨネーズであえたりして、口の中でまとめやすくする。あまり小さく切るとかえって噛み難くなるので注意

・ウインナーやかまぼこなど
噛んでもばらばらになるだけで、まとまらない

生野菜と同じ

 

食べないのは嫌いだからとは限りません

赤ちゃんのその時の気分や体調で食事の量は増減します。食事は楽しい雰囲気でおいしく食べることが大切です。好き嫌いはよくないとばかりに無理やり食べさせることは避けましょう。

 

卒乳はいつ頃考える?

コップからゴクゴク飲めたら卒乳も考えましょう。
栄養面からいえば、離乳食を1日3回食べるようになったらミルクは必要ありません。

「おっぱいや哺乳瓶はコップから飲めない赤ちゃんのためのもの」とお子さんに伝えてあげましょう。

 

授乳はいつまで続けてもよい?

・WHOは最低2年以上を推奨しており、これが一応国際基準と言われています。

・わが国では、2002年母子健康手帳改定にて18ヶ月を目途に「栄養学的断乳」をすすめ、母乳の卒乳は子供が自然に離れる時と結論することが妥当であるとしています。

・基準はありますが、そこにとらわれ過ぎることはないと思います。お子さんの状態や、お母さんの状態などによっても、変わってくると思います。

・おっぱいを飲んだまま寝てしまう事へのケア(寝たら前歯を拭くなど)をしていれば虫歯予防的には問題ありません。

 

無理やり断乳することの赤ちゃんの負担

現在、赤ちゃんは生まれたときから目も見え、耳も聞こえることが解っています。

1歳位になり、外の世界との接触が増えるにつれ、不安や恐怖も感じるといいます。子供の方が大人よりストレスが多いとも言われているようです。

それを癒すのが母親の笑顔や抱っこであり、とりわけ大切なのが、おっぱいを吸うことなのだといいます。

にもかかわらず、断乳するために乳房にお化けを描いたり、からしを塗ったりすると、赤ちゃんは一番大好きなお母さんに裏切られたと思ってしまようです。

さらに精神的安息をもたらすおっぱいも奪われるわけですので、赤ちゃんが感じるストレスは相当なものになるようです。

断乳ではなく、卒乳を目指しましょう。

 

 

虫歯予防法 その17 各時期の食生活とお口の健康 離乳期その1

2018年5月22日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話



皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

今回は離乳期です。

離乳はお子さんの様子を見ながら、順序良く進めましょう。

 

離乳初期(5~6か月)

唇を閉じてゴックンと飲み込めるようになります。舌を前後に動かしています。
・粒のない、トロトロ状のものを
・徐々に水分を減らしてベタベタ状にしてゆく
・サラサラした液体はむせるので注意
・味付けはほとんど必要ありません
お湯でのばしたマッシュポテト、茹でてすりつぶした白身魚、ポタージュスープなど

 

離乳中期(7~8か月)

舌が上下に動くようになり、離乳食を上顎に押し付けてつぶして食べる
・指でつまんで軽くつぶせるくらいのものを
・煮くずれる一歩手前の野菜や豆腐くらいの硬さが目安
・栄養バランスも少しずつ考えてゆく
トロトロに煮たうどん、あんかけ豆腐、かぼちゃ、芋類、ニンジンなどのやわらかく煮たものなど

 

離乳後期(9~11か月)

舌が左右にも動くようになり、舌と頬の内側とで支えて歯ぐきで潰して食べる
・指でつまんで少し力を入れると潰せるくらいのものを
・軟らかいミートボールやフライドポテトくらいの硬さが目安
・塩や砂糖は極力控えて薄味にする
おかゆ~軟らかめのご飯、鶏肉や牛肉(赤身)のミートボール、甘さを控えた煮豆など

 

離乳完了期(1~2歳)

前歯でかじりとって食べられるようになります。歯もだんだんと生えそろってくる
・柔らかいものならたいてい食べられる
・胡椒やわさびなど刺激の強いものは避ける
普通のご飯、骨をとった煮魚や焼き魚(脂の少ないものを)、ふかし芋、バナナなど

 

 牛乳には注意

離乳を始めて、母乳・人工乳以外に牛乳を飲むこともあるかと思います。

そこで注意が必要なのは、牛乳は鉄の含有量が非常に少ない食材だということです。

乳児が1日に必要とする鉄はおよそ5mgとされていますが、それに対して牛乳は、一般的に1リットル当たり約0.6mgしか鉄が含まれていません。

ですから、牛乳をたくさん飲むことでお腹がふくれてしまい、ほかの食材をあまり食べられない…ということが続くと、必要量の鉄分を摂取できなくて、鉄欠乏性貧血の症状が起こってしまいます。

1歳前に牛乳を飲ませると貧血になることがあると言われています。

また、1歳を過ぎても1日に600ml以上飲み続けると貧血になることもあるそうです。

牛乳を飲むから貧血になるのではなく、牛乳を飲みすぎてごはんがきちんと食べられなくなるのが主な原因なので、そこはご安心を。

 

体にいいと言われる牛乳ですが、それだけに頼ってはダメと言うことですね。

 

虫歯予防法 その16 各時期の食生活とお口の健康 哺乳期その2

2018年5月21日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

哺乳期の続きのお話をしていきましょう。

 

離乳開始の目安

赤ちゃんは6ヶ月頃から、両親が食べるのを見て涎を垂らしたり、食べたそうな表情をします。そういう行動をしたら始めればよいといわれています。ただし、個人差があるのであまりこだわることは無いでしょう。

 

早期の離乳食はアトピーの原因?

「早すぎる離乳食がアトピーの原因」と指摘する医師は多いです。
実際、人間の腸は1歳から2歳で完成するまで、母乳中のタンパク質の栄養分以外は完全に消化できません。未完成の腸はミルクや離乳食を消化せず吸収するため、異種タンパク質が血液に入り、アレルギーの原因となりえます。

 

離乳準備食としての果汁

かつての人工乳は鉄分やその吸収に必要なビタミンを含んでいなかったため、果汁を与える意味がありましたが、現在の人工乳にはビタミンが添加されています。ましてや母乳の場合は鉄分の吸収が良いため、ビタミンの補充は必要ありません。
したがって、現在では果汁を赤ちゃんに与える意味は全くなくなりました。

 

離乳準備食としての果汁の危険性

前述のとおり、果汁を与えることは意味が無いのですが、そればかりでなく赤ちゃんに害を与えることにもなりかねません。
その訳は、人間の小腸は2%の糖分を含んだ食べ物の吸収が最も良く、それ以外の糖分は大腸に運ばれ、細菌で発酵してガスを発生したり、下痢の原因にもなります。
果汁の糖分は11%と高いです。このため、果汁はアレルギーや様々な病気の誘因となる可能性があります。

さらに、乳児は甘い味を好むため、果汁をあげると母乳や人工乳を飲まなくなり、栄養不足になる危険性もあります。
事実、米国小児科学会では2001年に「母乳栄養児には6ヶ月以前に果汁を決して与えてはならない」という禁止令が勧告されました。

 

誤った水分補給

乳児がイオン飲料を大量に飲むと、細胞の中に水分が移行し、水中毒になることがあります。

頭痛や嘔吐が出て、ひどい場合には昏睡状態になることもあります。

また、イオン飲料は糖分が多いため、虫歯にもなりやすいです。

哺乳瓶でイオン飲料を飲ませると、持続的に糖分が歯の表面に接します。この状態のまま赤ちゃんが寝てしまうと唾液の分泌が少なくなり、さらに虫歯になりやすいです。

さらには、乳児は甘い味が好きなので、日常的にイオン飲料を与えると、母乳や人工乳をあまり飲まなくなります。

幼児期になり、習慣になると水分でおなかが膨れ食事の量が減ります。

栄養不足になりかねない上、甘味飲料を多く摂ると、エネルギーだけが過剰摂取となり、他の栄養不足になります。

噛むことも減るので、咀嚼力や顎の発育にも影響する可能性があります。

誤った習慣はつけさせないようにしましょう。

虫歯予防法 その15 各時期の食生活とお口の健康 哺乳期その1

2018年5月19日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

今回は哺乳期のお話です。

 

哺乳期

□食べる為の機能は哺乳によって発達します。
□母乳が一番、人工乳なら哺乳瓶の乳首の選択を正しく行う。
□ミルクで寝かしつける習慣はやめましょう。
上の前歯を中心に、虫歯が広がりがちになります。やむを得ず与えた場合は、ガーゼ等で歯を拭いてから寝かせましょう。
□離乳は子供の成長に合わせて。
□ミルク以外の味やスプーンに慣れさせる。
哺乳瓶で甘いジュースなどを飲む習慣をつけるのは良くありません。水で薄めた果汁やスープをスプーンで与えてみましょう。

 

顎の発達

赤ちゃんは母乳を飲むとき、口に乳首を含んで、ただ吸うのではなく、乳輪までくわえて噛みつぶすように飲みます。

口内ではさらに複雑な動きが行われています。
この動作で、乳房をパッキングする唇の筋肉と、乳房を噛むための咀嚼筋が強くなります。

母乳は一回に出る量が限られるため、この動作は一日に何回も繰り返されます。
一方、人工乳首を使ったときの哺乳動作は、下顎の上下運動が小さいのが特徴です。

人工乳首は吸うことが容易で、一度に大量に飲むことが出来るのと、人工乳は母乳よりも胃に留まる時間が長いため、哺乳回数も減ります。

その結果、母乳で育てられた赤ちゃんと比べ、口腔器官の発達が劣ってしまう可能性があります。
哺乳期に口腔に関わる筋肉が正常に発達しないと、離乳期以後の咀嚼機能にも大きく影響する。いわゆる“噛めない子”になってしまいます。
その他にも、発音障害や歯列不正とそれに伴う、う蝕・歯周病・顎関節症の罹患率上昇などが考えられます。

哺乳瓶の乳首にも様々あります。中には本物の乳首同様の哺乳動作を必要とする乳首もあります。

人工乳を与えるときには、哺乳瓶の乳首にも注意を払って下さい。

 

赤ちゃんの哺乳動作

①唇の上下と歯茎の上下、舌を使って吸盤が吸着するように乳首をパッキングする
②咀嚼筋を動かし、乳房を噛み潰すようにしながら舌を口の中の上部に押し付け、口腔の内容量をゼロにする。
③この状態で、下顎を下方へ動かすことで口腔内に陰圧を生じさせ、母乳を口腔内へ引き出す。
④引き出された母乳を胃に飲み下すと同時に②の動作を行う。この動作の反復で母乳を飲む。

 

母乳う蝕について

母乳だけを飲んでいる分には虫歯にはなりにくいです。

しかし、歯が生える6~7ヶ月ごろには母乳以外の離乳食ジュースなどを摂取しているため、すでに作られた歯垢に母乳が付着して、虫歯になってしまう。

特に就寝前に授乳し、そのまま寝てしまうと上顎乳前歯をはさんで口唇と舌の間に母乳が長時間停滞することになり、これが毎夜繰り返されると、結果として虫歯の発病性が高まります。
歯磨きの導入から食生活の規律性や甘味飲食物のコントロールなどの生活習慣の確立を目指すことが虫歯予防となるでしょう。

 

 

虫歯予防法 その14 各時期の食生活とお口の健康 妊娠期

2018年5月18日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

今回からは各時期における食生活とお口の健康についてお話していきましょう。

 

妊娠中気を付ける事

□規則正しくバランスの良い食事を心掛ける
お腹の赤ちゃんは、母親の身体から必要な栄養素を受け取るので、母親自身が健康で暮らせるような規則正しく、バランスの取れた食事を楽しく取ることが大切。
□特定の食品の摂り過ぎはアレルギーの原因
妊娠中にタンパク質やカルシウムが必要だからと、牛乳や卵を普段より多く摂る方がいますが、特定の食材を多量に摂取することで子供がアレルギーを持って生まれてくる危険性が高くなります。必要な栄養素は色々な食材から摂ることが大切です。
□妊娠中に歯が駄目になる?
赤ちゃんが必要とするカルシウムは血液中のカルシウムから取られるので、歯からカルシウムが溶け出すことはありません。しかし、妊娠中の特殊な状況で歯が悪くなりやすい要因がいくつかあることは確かです。
□妊娠中から赤ちゃんの虫歯予防をしましょう
虫歯の原因菌は感染するものです。周囲の人が口の中を清潔にして原因菌を減らしておくことは大切です。

 

妊娠中の歯に悪い要因

□つわり
口腔ケアが行き届きにくくなる。
□口腔内の酸性度
普段より酸性に傾く為、虫歯になりやすい。
□食生活
偏食などが起きやすく、栄養摂取が偏る。
□妊娠中期からのお腹の腫脹
お腹が膨らんでくることにより、日常の動作が緩慢になり、口腔ケアが不十分になることがある。また、子宮の増大によって胃が圧迫されると、一度に少量ずつしか食事ができない状態となることが多く、その結果、間食頻度が増え虫歯になりやすくなる。
□ホルモンバランス
唾液の分泌量や粘稠度が変化し、虫歯になりやすくなる事がある。

 

栄養

母親の食事にはビタミンA,C,D,タンパク質、カルシウム、リンを含む栄養が十分なレベルに補充されていることが必要です。
胎児は必要な量しか母体から栄養を吸収しません。
“赤ちゃんのために良いからといって牛乳をたくさん飲む”というのは誤った認識です。母体と胎児のために栄養のバランスの良い軽食を考え
ましょう。

虫歯予防法 その13 良い歯を育てる食生活その2

2018年5月16日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

では早速前回からの続きをお話していきましょう。

良い歯を育てる為に必要な栄養素

・カルシウム・リン
歯の石灰化を助ける
ヨーグルト、チーズ、ちりめんじゃこ、ひじき、高野豆腐など
・ビタミンA
エナメル質を良くする
ほうれん草、かぼちゃ、シソ、レバー、うなぎなど
・ビタミンC
象牙質を良くする
ブロッコリー、小松菜、ピーマン、ジャガイモ、みかんなど
・ビタミンD
カルシウムの働きを助ける
シャケ、サンマ、カレイ、干ししいたけ、しめじなど
・良質なタンパク質:8種類の必須アミノ酸をバランス良く含んだタンパク質
歯の土台を作る
牛乳・乳製品、卵、大豆・大豆製品、肉、魚介類など

 

栄養バランスのよい食事を作るには

主食+主菜+副菜でバランスよく
・主食:エネルギー源となる炭水化物
ご飯、パン、麺類など
・主菜:身体をつくるタンパク質
肉、魚を中心に
・副菜:身体の調子を整えるビタミン、ミネラル
野菜類を中心に

 

歯に良い食品の取り入れ方

同じ食品でも、調理法に変化をつけて楽しく食べられるようにしてあげましょう
□しらす干し
おひたし等にかけて・チャーハンに・かき揚げに
□牛乳
ゼリーにして・オムレツやシチューに入れて
□豆腐
炒め物に

□小松菜やほうれん草

茹でて・卵やベーコンと一緒に

□オレンジやリンゴなど

ヨーグルトと一緒に・サラダに入れて・ゼリーにして

 

上記の様に書いてきましたが、特定の栄養素のみを過剰に摂取することはお勧めできません。

何でもバランスが1番大切です。

虫歯予防法 その12 良い歯を育てる食生活その1

2018年5月15日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

今回は良い歯を育てる食生活と題してお話していきましょう。小さなお子さん向けのお話となります。

 

正しい生活リズムが虫歯予防の第一歩

□虫歯はどうしてできるのでしょう
・お口の中の虫歯菌が、糖分を分解して酸を作ります。この酸によって歯の表面からミネラル成分(カルシウム・リンなど)が溶け出します。これが虫歯の始まりです。
□唾液が歯を守っています
・溶け出したミネラル成分を元に戻す(再石灰化)
・酸を中和する
・歯垢の中の酸を洗い流す
・食べかすを洗い流す
・消化を助ける
□食事は規則正しく決まった時間に
・お菓子などをチョコチョコ食べていると、口の中が常に酸性になって、虫歯になりやすくなります。間食を控えて歯が再石灰化する時間を確保しましょう

 

正しい生活リズムを作るには

・間食を控え、朝昼晩の食事をきちんととる
・朝は7時~8時には起こしましょう
・まず朝食をしっかり食べさせましょう
・できれば午前中に外遊びさせましょう
・夕食はなるべく7時頃までに
・夜は9時頃までには寝かせましょう
・朝食をおいしくしっかり食べる為にも、寝る前の飲食は控えましょう。水分を欲しがる場合は、お茶や水などを与えてください
・お父さんの帰宅が遅い場合は、待たせずに先に寝かせましょう
・照明を落とした静かな部屋で寝かせましょう。明るい部屋で寝かせると、深い睡眠になりにくいし、メラトニンというホルモンの分泌も抑えられてしまうので生活リズムが乱れるもとになります

虫歯予防法 その11 虫歯になり易い食品

2018年5月14日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

前回は食事と歯のダメージについてお話ししました。

今回は虫歯になり易い食品についてお話していきましょう。

虫歯になり易い食品とはどんなものがあるでしょう?

・甘くてくっつきやすいもの

・口の中に残りやすいもの

・酸性の高いもの

以上の3つが虫歯になり易い食品と考えられます。  

具体的には

危険度:高
・砂糖を多く含み、食べている時間が長い
キャラメル、ガム、アメ
・砂糖を多く含み、食べかすが残りやすい
スナック菓子、ケーキ、クッキー
危険度:中
・砂糖を多く含むが、短時間で食べられる
アイスクリーム、プリン、ゼリー
危険度:低
・自然の糖分で、食べかすも残り難い
果物、サツマイモ

以上はあくまで基本的な話です。

外出先などで直ぐにブラッシング出来ない時などの状況では、おせんべいみたいに甘くなくても、口の中に残りやすい物よりは、アイスクリームのように水を飲んだだけで口の中に残らない方が危険度は少ないと思います。

 

また、前回お話しした通り、1回の食事から次の食事までの間隔が大切です。

逆に言えば、1回の食事にまとめてしまう事が、実は1番の虫歯予防になる食べ方です。

甘いものを食べるのにも食後のデザートとして食べると、ある程度満腹になってからですので、少量でも甘いものを我慢せず食べたという満足感を得られます。

 

予防は無理せず楽しく!

正しく理解し、健康になりましょう。

 

 

虫歯予防法 その10 食事と歯のダメージについて

2018年5月12日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

今回はカイスの輪の3つ目の要素である食事、その中での食事による歯のダメージについてお話していきましょう。

 

以前にも話した通り、食事をすると歯は溶けます。

それが唾液によって回復するのですが、これには時間がかかります。

図の再石灰化のゾーンで2時間半かけて、1度受けたダメージを回復します。

つまり、回復する以前にまた食べてしまうと回復しきれていないダメージが蓄積していくということになります。

こうなると、歯のカルシウム分が失われ、やがて虫歯になります。

ダラダラ食べやチョコチョコ食べは非常に危険です。

また、水やお茶などの無糖の飲み物以外の飲料水を一口でも口に含むことも、1回の食事とします。ペットボトルでのチョコチョコ飲みは気を付けなければなりません。

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