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妊婦と歯科 3

2018年6月26日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

妊婦さんについての続きをお話していきましょう。

 

妊娠中のレントゲン撮影

わたしたちは日常生活の中で常に自然放射線と呼ばれている微量の放射線にさらさられており、これを自然被爆と呼びます。

自然被爆には太陽や宇宙空間から降り注ぐものなどごく身近なところに多く存在しています。

妊娠中にレントゲン撮影をすると放射線による被曝が胎児に影響を及ぼすのではないかと心配される方も多いと思いますが、歯科でのエックス線撮影に際しての被爆は一日の自然被爆の約3分の1以下で、被爆としてはごく微量です。(デンタル撮影:0.01mSv、パノラマ撮影:0.03mSv)

また、防護用エプロンの着用で、腹部を十分に遮断できますし、歯科での撮影部位は性腺・子宮から離れています。

従って、過度に心配される必要はありません。

適切な診断・治療を行うためには必要があるならば撮影した方が良いです。

 

 

妊娠中・授乳中の麻酔

・妊娠中の麻酔について

通常、歯科麻酔の使用量は少なく、局所分解されますので心配はありません。

・授乳中の麻酔について

局所麻酔薬は母乳中に移行しますが、乳児に与える影響は少なく米国小児科学会の見解では授乳時にも使用してもよいとされています。

 

妊娠・授乳中の服薬

・妊娠中の服薬

最も危険な時期は妊娠初期(特に4~8週)です。

不安、心配な場合は必ず医師・歯科医師・薬剤師に相談することが大切です。自分で勝手に判断して服薬しないようにして下さい。

あくまでも有益性投与が原則で、症状改善の為にも薬物を服用する必要がある場合があることを理解して下さい。

 

・授乳中の服薬

多くの場合、母乳中に移行する量は母親に投与された薬の1~2%を超えることはありませんので、乳児に与える影響は非常に少ないと云われています。

ただ、乳児の場合、特に生後1週間以内の新生児においては、薬を代謝する能力が不十分ですので注意が必要です。

そのような場合は、人工乳(ミルク)を用意したり、事前に母乳を搾乳し保存しておくようにしてください。

 

 

 

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