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歯周病と心疾患

2018年8月1日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

今回は歯周病と心疾患についてお話していきましょう。

 

歯周病と心疾患

歯周病の原因菌は、腫れた歯茎の破れた血管から血液中に入り込みます。

そうすると、その細菌は血管の内膜にお粥のような柔らかい沈着物となってたまっていき、内膜はどんどん厚くなります。
このようにしてできた血管のコブをプラーク(粥腫)と言い、プラークができた状態を粥状(アテローム)動脈硬化と言います。

血管の内膜にプラークができると、血流が悪くなり、血管が少し収縮しただけで血流がとだえて、その血管により酸素や栄養が送られている心臓や脳に症状が起こります。

プラークが剥がれて血の塊が出来ると、その場で血管が詰まったり血管の細いところで詰まります。

そうすると、心筋梗塞が起こります。

アメリカで報告されたデータから、“60歳未満で歯周病による骨の吸収が重症な人は、そうでない人と比べて2.48倍、心血管死(心筋梗塞での死亡)が発症しやすい。”と報告されています。

また、歯周病原因菌は、感染性心内膜炎を引き起こす細菌の一つと考えられています。

感染性心内膜炎はそれほど多い病気ではありませんが、合併症を起こし命にかかわることもあります。

心臓弁膜症や先天性の心臓病がある人などではとくに注意が必要で、口の中を清潔に保つことが大切です。

 

 

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