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白い悪魔 6

2018年7月4日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

砂糖についての続きです。

 

冷え症

砂糖特に白砂糖は体を冷やします。

その理由は以下の3つです。

血糖値の急上昇&急降下

砂糖は、食べると体の中にすぐに吸収されます。
そうすると、血液中にブドウ糖が一気に大量放出されます。

それが血糖値が急上昇する原因です。

上がりすぎた血糖値を、元に戻さなければいけない!ということで、今度はインスリン(ホルモンのひとつ)が大量に分泌されて、血糖値をグンと下げるのです。

それが血糖値が急降下する原因なのですが、この時、体温も一緒に下がってしまいます。

また、体が脂肪を燃やす時(脂肪燃焼)に熱を発生させて、体温を保っているのですが、インスリンが多いと脂肪燃焼がうまくできなくなります。

そうすると、脂肪が燃やせない=熱が発生しない=体温が下がるということにつながるわけです。

 

ビタミンB不足

白砂糖は体に良くないとされているのは、糖以外のビタミンやミネラルは全部取り除かれてしまっているからです。

ですから、糖以外はなにも栄養素は入っていません。「白い炭水化物の塊」になるわけです。

炭水化物は体の中に入ると糖質になり、エネルギーとして使えるように変わります。
その時にビタミンBやカルシウムなどが必要になります。

ですが、白砂糖には糖以外の成分がないのでビタミンBもカルシウムももちろん入っていません。

となると、体内にあるビタミンBなどを使ってエネルギーに変えるしかありません。

つまり、白砂糖の入った甘い物をたくさん食べれば食べるほど、炭水化物は増え、体内にあるビタミンBはどんどん使われてしまって、ビタミンBが不足してしまうわけです。

ビタミンBは血液の中の赤血球を作ってくれます。
そのビタミンBが足りなくなると、赤血球が減り、血液の質も量も減ってしまい、血がドロドロになったり、血流が悪くなってしまいます。

それが原因で体内に熱がうまく届かなくなり、冷えにつながるのです。

ちなみにビタミンBは、神経の働きを正常に保つ働きがあるのですが、ビタミンB不足から”自律神経が乱れる”という問題も起こります。

 

自律神経が乱れる

白砂糖をたくさん食べて、ビタミンBが少なくなる、ということからつながるのが”自律神経の乱れ”です。

心臓を動かしたり、汗をかいたりすることなど、無意識のうちに自動で働く神経を自律神経と言います。
この自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」という神経があり、それぞれ血管の働きに大きく影響しています。

交感神経=血管がひきしまって縮まる

副交感神経=血管がゆるむ

このような働きをバランスよく切り替えることで、体内の血流がよくなり、体温を保つことができるのです。

つまり、自律神経が乱れてバランスが崩れてしまうと、血流も悪くなって”冷え症”を引き起こす原因になってしまうのです。

 

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