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白い悪魔 7
2018年7月6日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話 】
皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。
砂糖についての続きです。
子供への影響
今まで話してきたことと重複しますが、子供への影響として、別に述べていきます。
落ち着きのない子供になる
血糖値を上昇させ、かつアドレナリンの分泌を促すため、常に興奮状態になります。
そのため、いわゆる「落ち着きのない子供」になってしまいます。
じっとしていられなかったり、急に大声や奇声を発したり等の症状が代表的です。
キレやすい子供になる
アドレナリンは攻撃ホルモンと呼ばれる強烈な脳内物質で、脳を興奮させ攻撃的な性格にする元です。
ちょっとしたことで怒ったり、暴力的になったり、異常なほど駄々をこねたり…いわゆる「キレやすい子供」になります。
そうかと思ったら、急に覚めた態度をとったり、静かになったりもします。
これは脳内物質が切れた証拠。
病気にかかりやすくなる
腸は体の免疫細胞の60%以上が宿っている非常に重要な器官です。
消化しきれなかった砂糖(糖質)は腸に負担をかけます。
その結果、腸の機能を狂わせてしまいます。
しょっちゅう風邪を引いたり、原因不明の頭痛や発熱、花粉症にもかかりやすい病弱な子供になってしまいます。
糖尿病
糖尿病というと中年以降の病気のイメージですが、もはやそれは過去のものです。
今では20歳以下の子供に発症する例が増えていて、なんと2014年の統計では世界で2万人以上の子供が発症しています。
さらに驚くことには、0歳の乳児に発症してしまう例も少なくないそうです。
これは、母親の砂糖(糖質)摂取過多によるものです。
子供に直接砂糖(糖質)を与えなくても、母乳を通して赤ちゃんに吸収されるからです。
うつ病
脳に大きな負担をかけますので、うつ病の発症率が高まります。
脳への負担は非常に大きなものですので、この負担を強い続ければ、やがては20代や30代という年齢で若年性アルツハイマーが発症する可能性もあります。
骨を脆くする
砂糖を摂取すると体内が酸性になります。それを中和するためにカルシウムが消費されます。
消費されるだけのカルシウムを普段からきちんと摂取していればよいですが、不足すると骨からカルシウムが溶かされてしまいます。
その結果、骨は脆くなり、ちょっとした運動や軽く転んだだけでも骨折してしまうようになります。
低体温
平熱が35℃台の低体温になる可能性があります。
低体温は、たふだ単に冷え症のように寒さに弱くなったりするだけでなく、病気への抵抗力が極端に弱くなることもわかっています。
現代の役3割の子供が低体温であるという事実。
これも砂糖(糖質)の摂り過ぎと深い関係があると思われます。