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白い悪魔 4
2018年7月2日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話 】
皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。
砂糖についての続きです。
肌への影響
前回の腸内環境の所でも触れましたが、悪玉菌優位の腸内環境では腸内で異常発酵が起こり、毒素がたまることから便秘やニキビ・肌荒れを引き起こします。
またそれ以外にも、砂糖のような糖質の過剰摂取では、ビタミンB1が大量に消費されてしまいます。
ビタミンB群は皮膚の新陳代謝に関わる栄養素で、不足するとターンオーバーがスムーズにいかなくなるばかりか、疲れやすくなるなどの問題も出てきます。
また、糖化という現象が老化の原因になります。
血流も悪くするので、ターンオーバーがスムーズにいかなくなります。結果、肌荒れを起こします。
肝臓への影響
過剰な砂糖(糖質)の摂取は内臓にも大きな負担をかけます。
消化しきれなかった砂糖(糖質)は免疫力を狂わせ、アトピーの原因物質を排除しきれなくさせます。
この結果、アトピーが発症します。
ちなみに、アトピー患者の30%は脂肪肝だとも言われています。
肝臓は体内に入ってきた有害物質を解毒してくれる重要な器官です。
それが機能しなくなるのですから、アトピーが発症してしまうのです。
骨への影響
砂糖のような酸性食品を多く摂取すると、体内では中和するためにアルカリ性である「カルシウム」が消費されます。
通常、血液中のカルシウムで中和していくのですが、大量に消費され血液中のカルシウムが不足すると、骨からカルシウムを溶け出させて補充することになります。
すると骨が弱くなり、骨粗しょう症の原因となります。
歯への影響
言わずと知れていますよね?
糖尿病
当然、糖尿病にもかかりやすくなります。