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乳歯について 2
2018年6月16日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話 】
皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。
乳歯についての続きです。
永久歯との生え変わり
歯の生え変わる時期や順番というのは、おおよその目安はあっても、個人差があります。
6歳頃から乳歯から永久歯に生え変わるのが一般的で、永久歯が生えそろうのが13~14歳頃だと考えられます。
時期を過ぎても生え変わる気配がない場合、乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこない場合、乳歯が抜けてないのに永久歯が生えてきた場合などは、歯科医院で見たもらった方が良いでしょう。
乳歯は全部で20本、永久歯は28本あるのが一般的です。(親知らずを含めると永久歯は32本)
永久歯が生え始める時期の目安
中切歯 :上顎が7~8歳、化学が6~7歳
側切歯 :上顎が8~9歳、下顎が7~8歳
犬歯 :上顎が11~12歳、下顎が9~10歳
第一小臼歯:上顎が9~11歳、下顎が10~12歳
第二小臼歯:上顎が10~12歳、下顎が11~12歳
第一大臼歯:上下ともに6~7歳
第二大臼歯:上顎が12~13歳、下顎が11~13歳
第三大臼歯:上下ともに17~21歳(もともとない場合もあります)
歯が生え変わる時期に気を付けたいこと
・よく噛んで食べる食事を
歯並びに大きな影響を及ぼすのが、顎の発育です。
発育を促すのが、しっかりと噛んでいるという事です。
ここで言うしっかり噛むというのは、硬いものを噛むという事ではありません。
回数をしっかりと噛むという事です。
細菌の食事は、西洋化していることと、調理器具の進歩で、柔らかく、ほとんど噛まなくても飲み込めるものが多いです。
これでは、顎の正常な発育にはつながりません。
昔から、「一口30回は噛むように」と言われていますが、これは様々な点で利点があります。
しかし、毎食回数を数えながら食べても美味しくありませんよね。
ですので、回数を噛まなければならないような食事を1品でもよいので入れることで、噛む回数を増やしていきましょう。
http://tanuma-atsuko.com/contents/code/recipe
http://www.dental-mie.or.jp/hatokutinokenkou
上記サイトを参考にしてみて下さい。(三重県歯科医師会HP内のカムカムクッキングコンクールレシピ集)
・乳歯が綺麗に抜けたかをチェック
乳歯が折れてしまったり、歯茎の中に残ったままでも永久歯が生えてくると自然に押し出されますが、まれにその乳歯が化膿してしまう場合もあります。
そのため、乳歯が抜けた後の状態をしっかりと確認しましょう。
・生えたての永久歯はしっかりとケア
乳歯が生えたての頃は、酸に非常に弱く、溶けやすいので虫歯になり易いです。
また、完全に生えてくるまでに、歯茎が腫れたりすることもあります。
永久歯と歯肉の間に食べかすや磨き残しが無いように注意しながら、歯ブラシやフロスを使用してしっかりと管理していきましょう。
特に生えてから2年の間は徹底的にケアしないと、虫歯が発生しやすいです。
その為、仕上げ磨きは永久歯が生え変わるまでは続けた方が良いと思います。