ブログ
ブログ切り替えはこちらから
乳歯について 1
2018年6月15日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話 】
皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。
今回は乳歯についてお話していきましょう。
乳歯はいつ生える?
赤ちゃんの乳歯は、妊娠して2~3ヶ月で乳歯の芽(歯胚)が作られ始めます。
4~6か月位の胎児の頃から歯の石灰化が始まります。
生後3~9か月位で生え始めます。
下の前歯から順番に生えそろっていきますが、赤ちゃんによってずいぶんと差があります。
周囲のお子さんと比べて、生える順番が違ったり、時期が前後しても問題はありませんが、もし、1歳半を過ぎても生えてこない場合は、歯科医院に相談してもらう方が良いでしょう。
歯の生え始めは歯茎がむず痒く感じたりするために機嫌が不安定になり、夜泣きやぐずりの原因になることもあります。
歯ぐきのむず痒さを解消するために、いろいろな物を口に入れたがるようになります。
歯がため等のオモチャを準備しておくとよいと思います。
最近は、色々な感触の素材を使い、飽きずに遊べるよう工夫されたものや、保冷剤入りでひんやり感が楽しめるものなど、様々な商品が出ています。
乳歯が生える時期の目安
乳中切歯 :6~7か月
乳側切歯 :7~8か月
乳犬歯 :16~20か月
第一乳臼歯:12~16か月
第二乳臼歯:20~30か月
乳歯の虫歯を甘く見ないで
「乳歯が虫歯になっても将来生え変わるから大丈夫」というのは間違いです。
顎の骨の中では、乳歯の下で永久歯が作られています。
乳歯が酷い虫歯になると、永久歯にも影響してしまいます。
綺麗な歯並びの為にも、永久歯が生え変わる時期まで、乳歯はきれいに保たれていなければなりません。