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虫歯予防法 その5 歯に関するその他の因子
2018年5月7日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話 】
皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。
GWはどのようにお過ごしになりましたか?
さて、前回まではカイスの輪の一つ歯に関する中で一番重要な歯の質と、それを強化するフッ素についてお話ししました。
今回はそれ以外の歯に関することをお話していきましょう。
歯に関する他の因子は、「歯の形状」「歯並び」「唾液量」「唾液の質」が考えられます。「遺伝」も少しだけ関与します。
歯の形状
私たちの歯は正常な形でも、凹凸や溝(裂溝)があり、磨き残しやすいです。
「磨いている」のと「磨けている」のは違います。歯科衛生士から正しい磨き方を指導してもらうことが大切です。
歯並び
歯並びが悪いと見た目も悪いですが、しっかりとしたブラッシングがし難いです。
理想的には強制治療を受けた方が良いでしょう。
遺伝
厳密な意味での虫歯になりやすさと遺伝は、関連が薄いです。
ただ、歯並びや唾液の質、性格などは遺伝に関連するものです。これらは多少なりとも虫歯のなり易さに関連するといえるでしょう。
唾液量・唾液の質
歯を再石灰化してくれるのは唾液です。唾液の量が多ければ、再石灰化しやすいです。また、唾液の質が良ければ、それも再石灰化しやすいです。
唾液の量や質の改善については、次回以降で詳しくお話ししましょう。