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金属アレルギー 9

2018年9月20日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

金属アレルギーの続きをお話していきましょう。

 

アレルギーを起こす可能性がある金属

クロム

クロムは大きくわけて2種類あり、3価クロムと6価クロムがあります。

アレルギー性クロム皮膚炎を起こすものは6価クロムで、クロム単体と3価クロムには毒性が知られていません。
6価クロムは毒性がきわめて強いと言われています。

土壌汚染などを起こすため問題となり使われなくなってきているようです。

ステンレスなどの工業製品で出回っている製品の中に含まれているクロムは毒性は持っておらず、また、3価クロムは人間にとって必須栄養素でもあり、欠かせない存在になります。

●革製品のなめし加工されたもの
昔は植物に含まれているタンニンを利用してなめしていたそうですが、現在は化学薬品で処理されることが多く、主に安価なクロムなめし剤(塩基性硫酸クロム)(通称:Wet-Blue(ウェットブルー))が使用されているようですが、なめし工程上で使うクロムが焼却により化学反応(酸化)を起こすため、人体に有害な6価クロムに変化することから問題となっていて、タンニンなめしが見直されているそうです。

●写真現像の工程で使われている漂白液
写真を現像する工程で漂白液にフィルムを浸す作業(漂白浴)があり、その作業で使用されているものの中にクロムが含まれています。

●セメント
セメントと水を練り混ぜる工程で、6価クロムが発生します。

 

モリブデン

モリブデンはクロム族元素の1つです。特殊鋼用に使用されることがありますが、融点の高さ、熱伝導性が高い等の特性があるため、半導体・電子機器、医療器具など多様なものに使用されています。

 

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