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金属アレルギー 2
2018年9月10日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話 】
皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。
金属アレルギーの続きをお話していきましょう。
私たちの身の回りにある金属
1.アクセサリー類(ピアス・ネックレス・腕時計など)
ニッケル、クロム、コバルト、プラチナなど、アクセサリーに使われている金属に触れる部分が赤く腫れたり、かゆくなったりすることが多いです。
金属部分にチタンやセラミックを使った、アレルギー防止アクセサリーもあるようです。
2.化粧品
化粧品化粧品かぶれと間違いやすいようですが、ビューラーやアイライナーの口金、ファンデーション容器などの金属にアレルギーを起こす人も多いようです。
3.衣類・下着
ブラジャーのホックやワイヤーなどに反応する人も少なくありません。
ジーンズのボタンも裏側の金属部分が直接肌に触れやすいです。
布製の絆創膏(ばんそうこう)でカバーするか、厚めの布地を縫い付けてしまえば安心です。
4.皮革製品
皮革製品の加工工程でクロムなどの金属が使われていることがあり、敏感な人はそれに反応してアレルギーを起こしてしまうようです。
腕時計の皮バンド、バッグのストラップなど、直接肌に触れるものはご注意を。
5.携帯電話
最近はプラスチックの膜でコーティングするなど、メーカー各社の工夫で少なくなってきましたが、耳や頬など携帯電話機器の当たる部分が炎症を起こすことがあるようです。
古くなってコーディングがはげ、地金が出ている電話は要注意です。
6.硬貨
ニッケルが使われている50円玉、100円玉、500円玉などに触る機会の多い人は注意。
7.豆やナッツ
これらの食品にはニッケル成分が多く含まれています。
それが汗にしみ出し、汗腺の多い部位にアレルギーを起こすケースがあるようです。
ただ金属アレルギーは、金属が肌に触れて起こる症状 だけではありません。
むしろ本当に怖いのは、歯の詰め物などの金属が体内に蓄積して炎症を起こす、体内で起きる金属アレルギーです。