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金属アレルギー 1
2018年9月8日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話 】
皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。
金属アレルギーについてお話していきましょう。
金属アレルギーとは
人のさまざまなアレルギーの中で、ものが肌に触れたことによる皮膚の炎症を接触皮膚炎といいます。
例えば、トイレ掃除用の激しい薬品や硫酸などの化学薬品が直接肌に触れると、急激に皮膚に炎症を起こします。
これを刺激性接触皮膚炎といいます。
また化粧品、洗剤、塗料、皮革、金属イオンなどに徐々に反応して炎症を起こすことを、アレルギー性接触皮膚炎といいます。
アレルギー性接触皮膚炎の原因が金属の場合を金属アレルギーと呼びます。
激しい薬品に触れた場合の刺激性接触皮膚炎は、ほとんどの人が急激な炎症を起こしますが、アレルギー性接触皮膚炎は、アレルギー反応を起こす人にのみ発症しますので、二つには大きな違いがあります。
「金属に触ると肌が赤くなる」「金属が当たるところに湿疹ができてかゆくなる」など一般的に金属アレルギーに対して多くの人はこの様なイメージを持っていると思います。
これらの症状は、肌につけた金属と汗など の体液がふれることで金属がイオン化し、アレルギー源となることで起きます。
私たちの身の回りで金属アレルギーを引き起こすものとして、アクセサリー類(ピアス・ネックレス・腕時計など)や衣類・下着(直接肌に触れやすいブラジャーのホックやワイヤー、ジーンズのボタンも裏側の金属部分など)はよく耳にすると思います。
しかし、実は化粧品や皮革製品、携帯電話、硬貨、豆やナッツ類で金属アレルギーを引き起こすことがあります。