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がんについて 3

2018年6月20日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

がんについての続きです。

 

がんの治療法

1.外科療法(手術療法)

がんを外科的に切除します。一方、切除する範囲を小さくすることで、治療後の後遺症を最小限にします。
例:乳がんでは、乳房の一部を残す場合と、乳房全体を切除する場合で治療効果に差がないことがわかっています。がんの広がる仕組みがわかることによって、切除の範囲を小さくできるようになり、治療後の後遺症を最小限にするなど、クオリティ・オブ・ライフを重視した治療が行われるようになってきています。

 

2.放射線療法

遺伝子を傷つけて分裂しないようにしたり、細胞が自ら脱落する現象を増強します。
例:頭頸部(首やのどなど)のがんでは、放射線を当てる治療を手術や化学療法と組み合わせて、あるいは単独で行うことによって、発声や嚥下(のみ込むこと)への影響を最小限にしながら治療を行うことができる場合があります。

 

3.化学療法

がん細胞がふえる仕組みを妨げる薬を使うことによって、がんを破壊、縮小させます。
例:肺がんの1つである小細胞がんでは、遺伝子の合成にかかわるタンパク質の働きを抑える薬と、遺伝子と結合して細胞の分裂を抑える薬を組み合わせることによって、治療を行います

 

4.分子標的療法

がん細胞で傷ついた遺伝子からつくられる、がん細胞の異常な性質の原因となっているタンパク質を攻撃する物質や抗体(分子標的薬)を、体の外から薬として投与することによって治療します。

 

5.ホルモン療法

がんの増殖は性ホルモンの影響を受けることがあります。前立腺がんでは男性ホルモン、乳がんや子宮体がんでは女性ホルモンがかかわっており、これらのホルモンの作用を抑えることによって、治療を行います。

 

6.分化誘導療法

未熟ながん細胞を成熟させて性質を変えることで、がんを治療します。
例:急性骨髄性白血病の一部では、レチノイン酸という薬を使うことで、未熟でふえやすい白血病細胞の分化を誘導して、正常な白血球と同じ経過をたどってふえないようにする治療を行います。

 

緩和ケアとターミナルケア

ターミナルケアとは、がんの終末期に行われる、治癒や延命ではなく、主に痛みなどの疼痛をはじめとした身体的・精神的な靴の除去を目的としたケアのこと。

一方、緩和ケアは、「がんによる身体的問題や精神的問題を抱えている患者さんやその家族に、より早期の段階から身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな問題に関して適切な評価を行い、それが障害とならないように予防したり対処したりすることでQOLうを改善する」ケアのこと。

ターミナルケアは緩和ケアの1部を示したものです。

 

 

 

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