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歯周病 3

2018年6月12日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話

皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。

今回は歯周病のステージについてお話ししましょう。

 

歯周病の4つのステージ

0.健全歯肉

歯周組織によって歯がしっかりと支えられています。歯茎は健康的なピンク色で引き締まっており、歯と歯の間にぴったりと密着していて隙間もありません。また、ブラッシングの際に出血することもありません。

1.歯肉炎

・歯ぐきに赤いところが出てくる
・歯を磨くと出血する
・歯が浮いたような感じがする
・歯ぐきにかゆみを感じる

などの症状が出始めます。

歯肉炎は、歯茎にのみ炎症が起きている状態です(歯を支える顎の骨には影響は及んでいません)。歯周ポケットにプラークが溜まり、プラークに潜む歯周病菌によって歯茎に炎症が起こります。

歯肉炎の段階では痛みがないため、なかなか症状に気付くことができません。歯茎の腫れや出血があっても、「大したことはない」と放置してしまう人も多いようです。

2.歯周炎(軽度)

・歯茎が赤くなって腫れる
・ブラッシングや食事の際に歯茎の縁(境目)から出血する
・冷たい水がしみることがある
・指で歯を押すと前後に動く

などの症状が出始めます。

歯肉炎が進行して、さらに細菌感染が進んだ状態です。軽度歯周炎では歯茎の炎症に加え、歯を支える顎の骨が溶かされはじめるのが特徴です。

また、この段階になると、歯周ポケットも徐々に深くなってきます(2~4mm)。歯周ポケットにプラーク・歯石が溜まりやすくなり、放置しておくと中度・重度の歯周炎へと進行していきます。

歯周病によって失われた歯や歯茎、顎の骨は2度と戻ることはありません。当てはまる症状がある方は、すぐに適切な治療を受けていただくことをおすすめします。

3.歯周炎(中等度)

・歯茎の腫れがひどくなりブヨブヨと腫れぼったくなる
・歯茎からの出血が増える
・歯周ポケットから膿が出る
・口臭が気になるようになる
・歯茎が痩せて、歯が長くなったように見える
・歯が前後・左右にグラつくようになる
・歯が浮いたような感じがして、固いものを噛むときに違和感・痛みを覚えることがある

などの症状が出始めます。

軽度歯周炎より、さらに顎の骨が溶かされた状態です。

歯周ポケットはさらに深くなり(4~6mm)、プラーク・歯石がぎっしりと溜まっています。
この状態まで進行すると歯周ポケットの奥まで歯ブラシの毛先が届かないだけでなく、痛みも感じるのでご自身で歯磨きができず、さらに症状が進行していきます。適切な治療を受けずにいると、症状は悪化していく一方です。

歯周病によって失われた歯や歯茎、顎の骨は2度と戻ることはありません。当てはまる症状がある方は、すぐに適切な治療を受けていただくことをおすすめします。

4.歯周炎(重度)

・歯茎が真っ赤に腫れあがり、膿が出る
・歯茎からの出血がひどくなる(歯周ポケットの奥から出血するようになる)
・歯のグラつきがひどくなり、食事にも不自由が出る
・歯の隙間が目立つようになる
・歯が長くなったように見える
・口臭が強くなる

などの症状が出始めます。

重度歯周炎では、歯を支えている顎の骨が大きく溶かされ、歯のグラつきがひどくなるのが特徴です。

歯周ポケットは非常に深くなり(6mm以上)、歯根には多量のプラーク・歯石が付きます。重度歯周炎の状態を放置しておくと、やがて歯が抜け落ちてしまいます。

 

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