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舌小帯強直症 2
2019年2月26日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話 】
皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。
舌小帯のお話の続きです。
舌小帯強直症の口腔への影響
舌小帯強直症では舌の運動が障害され、舌の先端を前方あるいは上方に移動させることが障害されます。
しかし、このような舌の運動障害があっても、軽度の場合は口の機能に影響しないか、舌の先端以外の運動を適応させるなどして機能を補うことが少なくありません。しかし、軽度を超えると影響が発現します。
・発音
舌の運動が悪くなるため、発音が不明瞭(ふめいりょう)になり、とくにタ行音、ナ行音、ラ行音などがはっきりしません。
・食べこぼし
舌の運動が悪くなるため、食べこぼしやすくなります。
・歯並び
舌小帯の異常緊張のため、下あごの正中(せいちゅう)(中心)の歯の間が開く正中離開(せいちゅうりかい)をおこします。