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吸指癖(指しゃぶり) 1
2019年1月15日【カテゴリ:お口の健康にまつわる話 】
皆さんこんにちは!神奈川県海老名駅東口徒歩3分にあります、予防歯科 K’sデンタルクリニック 院長の鎌田です。
今回からは指しゃぶりについてお話していきましょう。
吸指癖(指しゃぶり)
指しゃぶりをすると,歯ならびがわるくなるのではと心配される保護者の方が増えています。
赤ちゃんが指をしゃぶるのは,ほほえましく可愛いものです。
指しゃぶりは成長した証拠であり、赤ちゃんにとっての楽しい遊びの一つです。
自分の体をなめることで心を落ち着かせることにもつながります。
無理にやめさせる必要はなく、成長と供に自然になくなることが多いようです。
とはいえ、指しゃぶりの時間が長いと、指に吸いだこや傷ができることもありますし、指しゃぶりの期間が長いと、前歯の突出(上顎前突)や上下の前歯が噛み合わない(開咬)などの歯並びや噛み合わせの問題が生じやすくなります。
指しゃぶりの原因
「指しゃぶり」は,欲求不満,人工栄養,育児環境,学習した単なる癖として残っているなどの説があります。
家庭環境,親子関係などにより,子どもに指しゃぶりが現われることもありますが,比較的に多いのは,幼児期の頑固な指しゃぶりが単なる癖として残っているという考え方です。