コラムcolumn
予防を続けて一生使える歯にしよう
皆さんこんにちは!
小田急電鉄・相模鉄道・JRの海老名駅東口から徒歩3分にある、「K’sデンタルクリニック」です。
歳を取ったら誰でも歯が抜けて減っていくと思ってはいませんか?
予防をしっかりと行うことで、年を取ってからも歯を守ることはできます。
今回は、予防によって歯を守ることについてお話しします。
歯を失う主な原因はむし歯と歯周病
日本人が歯を失う主な原因とは、むし歯と歯周病です。
むし歯の初期段階は歯磨きやフッ素塗布などを行うことで治せることがありますが、進行すると悪くなった箇所を削って治療することになります。
治療しても生活習慣が変わっていないと、再発しやすくなります。
何度も再発しては歯を削って治療していると、だんだんと本来の歯が減っていってしまい、最終的には歯を失うことになるのです。
歯周病も、歯肉炎のうちに治療をすれば歯磨きや歯石除去によって健康なお口に戻すことができます。
ところが、進行するにつれて炎症は広がり、歯を支える歯槽骨は溶かされていきます。悪化すると歯がグラつくようになり、歯を抜くしかなくなったり自然と抜けてしまうのです。
予防を続ければ歯は守れます
歯科先進国のスウェーデンでは、子どもから大人まですべての世代に予防歯科の考えが行き渡っています。毎日お口のお手入れを行い、定期的に歯科医院で検診とクリーニング、歯科指導を受けるようになっているのです。
一方日本では、予防意識はスウェーデンに比べてまだ低いと言えます。毎日の歯磨きは行っていても、定期的な通院はしていない人は珍しくありません。
その結果、70歳で歯が残っている数は「日本人は16.5本」なのに対して、「スウェーデンでは21本」となっています(厚生労働省「平成17年度歯科疾患実態調査」より)。
将来自分の歯で快適に食事や会話を楽しむためには、予防を続けることが欠かせないのです。
当院の予防歯科
K’sデンタルクリニックでは、歯周ポケットの深さや炎症の起きている割合、むし歯率などの数値を決めて、患者さんがそれをクリアできるように予防のサポートを行っています。
定期的にご来院いただくことで、しっかりと予防を行うとともにむし歯や歯周病になった時の早期発見・早期治療も目ざします。
ご自分の歯の寿命を延ばしていくために、ぜひご一緒に予防に取り組み、再発と治療の負の連鎖を断ち切っていきましょう。
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