コラム
歯周病で噛む力が弱くなる?歯と歯ぐきの健康をサポートする歯科検診
皆さんこんにちは!
小田急電鉄・相模鉄道・JRの海老名駅東口から徒歩3分にある、「K’sデンタルクリニック 」です。
食事を楽しむためには、噛む力が不可欠です。
このコラムでは、「歯周病と咀嚼(そしゃく)能力の関係」を解説します。
歯周病と噛む力の関係とは?
「国立循環器病研究センター」を中心とした研究により、歯周病の進行が、噛む力=「咀嚼(そしゃく)能力」に影響することが明らかになりました。
この研究は、50~79歳の男女663名を対象に、初回歯科検診とそれから4年以上経過した2回目の歯科検診のデータを比較し、咀嚼能力の変化を調査したものです。
調査期間中に歯周病が進行した人は、歯周病が悪化もしくは改善した人にくらべて、咀嚼能力が低下することがわかりました。
このことから、噛む力を保つためには、歯の数やかみ合わせを維持するだけでなく、歯ぐきを健康な状態に保つことが大切であるといえるでしょう。
(参照 :国立循環器病研究センター「都市部地域住民における歯周病の悪化と咀嚼能力との関係について」より) >
歯周病になるとなぜ噛む力が衰えるの?
歯周病が進行すると、歯がグラつくため、固いものが噛めなくなるからです。
「噛む力が衰えた気がするけど、年のせい?」と感じる方もいると思いますが、次のような要因が考えられます。
- 歯周病で歯がグラグラする
- 歯の喪失
- 加齢による舌やくちびる、のどなどの運動能力の低下
- パーキンソン病や脳卒中などの病気 など
加齢も噛む力に影響はしますが、歯の本数や状態が噛む力に直結します。
むし歯や歯周病をそのままにすると抜歯することになったり、歯が抜けたりしますので、歯周病を予防することで噛む力の衰えを防ぎましょう。
加齢によるお口周りの筋力の低下は、トレーニングを行って改善します。
「K’sデンタルクリニック」の歯科検診で歯周病予防を
歯周病は自覚症状が出にくく、見逃されやすい病気です。
歯周病が進行することで噛む力が弱くなり、最悪の場合、歯を失う可能性もあります。
いつまでも自分の歯で食事を楽しむためにも、定期的に歯科検診を受けるようにしましょう。
海老名市の「K’sデンタルクリニック 」は、「超音波治療器・エアフロー 」によって、短時間で通常のクリーニングでは落としにくい汚れも除去します。
気になる症状がある方や定期検診を受診したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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