コラムcolumn
正しい歯磨きをしていますか?
皆さんこんにちは!
小田急電鉄・相模鉄道・JRの海老名駅東口から徒歩3分にある、「K’sデンタルクリニック」です。
患者さんによっては、歯を小まめに磨いているのに磨き残しが多いことがあります。
しっかり隅々まできれいにするには、正しい磨き方を知ることが重要です。
今回は、正しい歯磨き方法をご紹介します。
基本の歯磨き
歯磨きの基本は、1カ所につき20回以上磨くことです。
次の3つに注意して磨きます。
●歯ブラシの面を歯の面に当てる
毛先の面を、歯にしっかりと当てましょう。
●小刻みに動かします
歯ブラシは小刻みに、5~10ミリくらいの幅で動かします。1~2本ずつ磨くように心がけましょう。
●力は入れず軽く動かして
軽い力で歯ブラシを動かしましょう。力を入れてゴシゴシ磨くのは、歯や歯ぐきを傷めることがあるのでやめましょう。
磨きにくい場所の磨き方
磨く場所に合わせて、歯ブラシの当て方を工夫します。
●前歯の裏は歯ブラシを縦にする
前歯の裏を磨く時には、歯ブラシを縦にして、歯の裏に毛先を押しあてながら磨きます。
歯ブラシの毛の持ち手側を使うと磨きやすくなります。
●デコボコの歯は1本1本歯ブラシを当てて
歯並びにデコボコがある場合は、歯ブラシを縦にしながら1本1本磨きましょう。
引っ込んでいる歯は、歯の重なりにも毛先を入れるように注意します。
飛び出した歯は、磨き残さないように正面だけでなく脇も磨きましょう。
●奥歯は斜め横から歯ブラシを入れて
奥歯は歯ブラシが届きにくく、むし歯になりやすい箇所です。
歯ブラシを斜め横から差し入れて、歯ブラシをしっかりと当てて磨きましょう。
●歯と歯ぐきの境い目は毛先を斜めに当てて
歯と歯ぐきの境い目は、歯垢がたまりやすいものです。特に歯周病になると歯周ポケットができて歯垢が中にたまっていきます。
歯と歯ぐきの境い目には、歯ブラシの毛先を斜めに当てて、毛先を入れ込むようにして斜めに磨きましょう。歯ぐきのマッサージにもなります。
歯ブラシと歯磨き剤も見直そう
歯ブラシの毛先が開くと、歯にしっかりと当たらなくなり、歯垢を落としにくくなります。1ケ月に1回は歯ブラシを新しいものに交換しましょう。
また、歯磨き剤はフッ素入りのものを選ぶと、むし歯や歯周病予防に繫がります。
歯磨きの時に糸ようじやデンタルフロスも使うと、歯と歯の間の歯垢もしっかりと落とせてよりお口の中がきれいになります。
K’sデンタルクリニックでは、歯の磨き方をレクチャーするとともに、受付でおすすめの歯ブラシなども取り扱っています。
歯のお手入れ方法に迷ったら、お気軽にお尋ねください。
最近の投稿
- 歯科検診はお金がかかる?歯周病予防は医療費の節約に効果的!
- 理想的な通院頻度は?予防歯科でむし歯や歯周病から歯を守るには
- 【歯周病と歯石の話】歯医者の超音波治療器「エアフロー」でお口の中を洗浄!
- 歯周病で噛む力が弱くなる?歯と歯ぐきの健康をサポートする歯科検診
- 「口臭が気になる」原因は歯周病かも?海老名の歯医者が解説!